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みゆき先生雑記帳みゆき先生雑記帳 -2008.7月 イタリアの風に恋して -

イタリアの風に恋し、その丘陵地帯と同じ風を感じる太陽の光が降りそそぐ山梨明野で始めた会員制の畑の会。食と健康の情報発信をする中、健康の本質は何か・・あるがままの明野の赤土を有効利用し農薬を一切使わない野菜でレシピ提案する為に、土と向き合った歳月の中で、雨や雲の空模様を土の匂いから感じ、受粉の為の蝶や小さな虫たちが息づき共生していると、土からの息吹を感じる私がいる事に目覚めていくのです・・・。

見ることは、見つめること。思うことは、思い通じ合うものを探ること。全ての物欲に・・。私なりの哲学です。野菜や花に見える、消えそうで掴み所のない弱さやもろさ、そしてその反対にしっかりと息づく強さなどを、カメラのレンズを通した、ことばにならない心の会話を初回写真展でパネルに飾らせて頂きます。学生の時写真クラブに所属していた展示以来の初めての試みですが、大丈夫かな?調理実演でなくて・・(笑い)宜しくお願い致します。


さて徒然もがな・・会員の勉強の為に始めたHPも更新が暫く途絶えたりして忙しくしていましたが、やっと明野の畑で土遊びしながら充電出来るようになりました。
梅雨前の事「わたし最近ブログ始めましたぁ・・」で始まるメールが入ってきました。長文の前後から病院の一室から書き込んでいると感じた時アクセスし「ギリシャ神話のパンドラの壷って知ってる?」のリメールを出しました。

(それで・・)風はいつも渦を巻いているようなもの。畑で汗かいた時、風は吹いて来るものでないって分かるんだよ。自分が動いて風が通り・・だから風は自分で起こすものだよ。何かイイ事やってみる?小さな夢でいいから、何が出来るかな先生に教えて!協力するから・・。勇気を出してその答えのお返事下さいね!と書き込みました。

少し間が空いて、何か考えているかも知れないと思いつつ、その子の母親から最近連絡頂いて、身近なお客さんの子であった事が分かり彼女は高校に入学出来ないままの大変な闘病生活の毎日を送っています。人生でとても大切なこと、今彼女はそれを勉強している。学歴なんて何の事ないから今を生きろ!と心の叫びの応援をしたい。何か出来る事・・それは私への課題になりました。そうだ、風に乗って彼女が旅できない風景を写真で贈ろう!初めてイタリアの風に恋してオリーブの畑を歩いた頃に戻って・・どんなに離れていても心は通じている。頑張り過ぎなくてもいい。これからは記録写真として贈りたい。

パンドラの壷ではないけれど、遠く夢を見ている事は現実逃避して人間的でないかも知れない。結局こだわるから、物や人に対して苦しいのだ!と・・・。人生の結果は身一つ、心一つにある。だから富や財産でなくても、その子のように机の上で勉強出来なくても幸せと感じる生きる瞬間があればいい。こだわりを捨てると人生は楽に過ごせる。そうであれば人生逆転してハッピーになる人の方が多い。それでも人生は後にも先にも1回だから夢はずっと持ち続けたいと思ってしまうのです。

私は何が原因か分かりませんが、生まれた時には既に筋肉に腫瘍があって切除手術の為すぐ入院、その後の人生の進み具合は過保護感覚?で運動らしい運動もせずスポーツは観る物と決め、心臓がドキドキして疲れてしまうから・・が口癖でした。健康を司るあれもこれもの体と心の欲求の動きの指令を出す大脳も弱く、自発性の乏しい子だったと思います。そして「乾布摩擦や運動をして体力を付けないと二十歳位になった時大変です」の心電図や定期的な検査で言われた医者からのひと言に、子どもながらにどう言う意味なのか分からず、多感期な私には異常な迄も死への恐怖を覚えたものです。ブラックマンデー日記もあり、小学校の月曜日は校長先生のご挨拶の朝礼で五分も立っていられず、そのまま保健室でお休みの時間・・今考えると不思議な程の長かった反健康ぶり?な幼少時代を過ごしてきたような気がします。

それがある時、成長期の兄弟の器がどんぶりに変わった時、父の膝に甘えて入ってウィスキーのチーズやお刺身のおつまみ程度で良かった私の食革命が起きて(笑い)、少食の私の前でパカスカ食べるその見事な食欲振りに翻弄されて、ご飯を3食きちんと食べるティーンエイジになれたのです。そうして今実年齢大台(?)にすくすく育ち、育ち過ぎカモ(笑い)到達出来た事は、親からの健康を考えてくれた毎日の食事のお陰と感じています。そんな私自身の人生のテーマ「生きる」事は、子ども時代からの経緯を見ると必然的で、小さい時から習った歌やダンスはマックス迄には到達出来ませんでしたが、これからの私の余命は、ここまで生きられた喜びを今度は多くの人達に感謝の意味で尽くしていけたらと思うのです。
もうちょっと自分の事大事にゆっくりすればいいのだけれど・・これから日本人としていっぱいしなければならない事あるから・・。イタリアの風に恋して、なだらかな丘陵地帯のオリーブ畑の風が呼んでいる!そんなオーバーな・・(笑い)。イイ風が吹いてきますように・・そして緑豊かな地球に帰りますよう。そんな願いを七夕の日に伝えたい・・と大台と言えまだ大人になりきれていない乙女チックの私デス☆





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